ドンヨリとした空模様で、黄葉の見事さは今一つですが、今年も稲沢市祖父江地区で開催されている「そぶえ黄葉まつり」見物に出かけてきました。
3連休最終日は、午前10時過ぎに蟹江町を出発して稲沢市祖父江地区へと出掛けてきました。昨年も見物に出かけたのですが、その際に購入した銀杏と大根がとても美味しかったので今年も出掛けることにしましたよ。この時期、TVや新聞でも紹介されているのも影響しているのか昨年以上に人出が多いような感じです。駐車場も近くは満車、かなり離れたところに駐車して目的地まで歩くことになりました。写真右は、祭の中心会場となっている祐専寺境内です。
境内には市の天然記念物に指定されいる古木の銀杏がありました。今年は暖かな日が続いて、黄葉の進み具合が遅いようです。
まだ緑の部分も結構残っていました。古木なので葉が小さく感じました。それでも幹が太く存在感は充分でした。
曇天なので、黄葉していても鮮やかさが今一つと言った感じです。昨年は、冷えた日が続いたのもあって見事な黄色に染まっていた感じでしたが。。
本日は、名鉄のハイキングも開催されているようでした。そして外国人の方も多く見えていました。
境内に隣接したイベント会場です。いろんな露店が並んでいましたよ。銀杏ラーメンというのもありました。
イベント会場の受付で一帯の散策マップを配布されていたので、水郷もこれをいただくことにして周辺をマップに従って散歩することにしました。
それにしても多くの方がお越しになって居るようですね。周辺の道路は歩行者専用に開放されていますが、それでもなかなか上手く進むことが出来ないような状態でした。消防署のはしご車が展示されて、乗車体験も行われていました。
銀杏にもいろんな品種があるようです。こちらは久寿という品種の原木とのことでした。江戸時代に植えられて、現在稲沢市の天然記念物に指定されていることでした。
一部は写真のとおり黄葉が始まっているのですが、まだ大部分は緑葉の状態でした。
樹の最上部と下の部分は黄色に色付いていました。色付くのには、日当たりや風の吹き方等、いろんな自然の影響もあるのでしょうか。
良く見ると、サクランボのような実が枝沿いにビッシリと着いていましたよ。銀杏独特の香りが周辺に漂っていました。
こちらも樹齢200年以上の古木、木に乳歯状の根が垂れ下がっていました。こちらもこれから黄葉する感じでした。
周辺を散策して、水郷の目に入ったのは、高くそびえて咲く花、皇帝ダリアでした。
写真のように銀杏の木よりも高い位置で花盛り、存在感十分でした。昨年もこの花を撮影したのですが、周辺の黄葉が見事なので、画像容量の関係で紹介できませんでした。
黄葉撮影を終えて、恒例の撮り鉄、この地区を南北に縦断する名鉄尾西線沿いに出掛けることにしました。例年ですと、沿線沿いに黄葉した銀杏に囲まれ赤い名鉄電車が進んでくることで有名な地点です。運良く電車が進んできたのですが、見てのとおり、まだまだ黄葉の進み具合が悪くてちょいとガッカリしました。
でも折角だから撮影していくことにしました。一宮駅を出発し、津島駅に向かう車輛でした。
名鉄電車の車輛色と言えば、スカーレット色が長年使用されていましたが、最近は滅多に見ることが出来なくなって来ています。
山崎駅の次の駅、森上駅がちょうど交換駅だったので、僅か5分ほどで津島出発、一宮駅行の電車が山崎駅に進んできました。
こちらも銀杏と電車が良くマッチする地点なのですが、やはり緑色した銀杏で、ちょいと残念な感じでした。
それでも折角ながらと思って写真撮影をおこないましたよ。
水郷の住む蟹江町は、近鉄やJR東海の電車はよく拝見でき手も、名鉄電車はなかなか見る機会が無いですからね。
まもなく電車は、山崎駅を出発し、一宮駅方向へ去っていきました。
今日は銀杏を撮影しに来たのか、名鉄電車を撮影に来たのか。v(^^;。。
駅周辺は、祭会場へと向かう方で細い路が満タン状態でしたよ。そして水郷も再び祭会場へと戻ってきました。ここで休憩がてら、みたらし団子をいただき会場を立ち去ることにしました。
部分的には見事に黄葉しているところもあるのですがね。。これは品種の違いなのでしょうか。露店では久寿と藤九郎という品種の銀杏が販売されていました。
そぶえイチョウ黄葉まつりは、来週の日曜日まで開催されているようです。週末は、ぐっと冷え込むとの予報なので、多分見事な黄葉が見物できるのではないでしょうか。
正午過ぎに祖父江地区を出発、まだ時間的にも余裕があるので、県境を越えて、岐阜県海津市に向かうことにしました。目の前には大きな赤鳥居、参道が続いて、こちらも賑わっているようでした。次回へと続きます。