早朝のMY畑「アグリ水郷」です。午前8時前ですが、既に気温は上昇して、今日も猛烈に暑くなりそうな感じです。ここ5日間ほど、あまりにも暑いので収穫作業さえも控えていましたよ。8月に入り多分これで2回目くらい、久々の菜園訪問です。写真のように目の前には雑草の緑の絨毯が拡がっていました。
本日は暦で「立秋」にあたるのですが、まったく涼しくなるような感じはありません。連日の猛暑の炎天下で菜園は旱魃気味となり、早朝から水遣り隊を率いてキュウリやトマト、銀スイカなどに灌水を行いました。写真はキュウリ「シャキット」、丹波の黒豆をコンパニオンプランツしています。見ての通りキュウリの葉がグッタリ状態、タップリと灌水を行いました。
この畝周辺に生えている雑草を刈り取り敷き藁として利用することにしましたよ。その後、キュウリの2番蒔き苗も持参してきていたので5本畝に植え付けました。
落花生や枝豆にもタップリと水遣りを行った後、一度我が家へと引きかえし、暫く休憩をとり、午前9時半過ぎに再び菜園へと出かけてきました。写真は東区画、落花生「おおまさり」栽培横の畝では、先月までトウモロコシ1番蒔きを栽培していました。ちょうど1カ月前に収穫を終えて放置状態、雑草に覆われています。本日は、この畝を耕して「あいちの伝統野菜」に選定されている越津ネギの畝作りを行うことにしました。
まずは畝を覆っている雑草を刈り取ることにしました。先程の状態では上手く耕すことができませんからね。段々と暑くなってきたので、少しずつ休憩を挟んで作業を進めて行きました。写真の通り、まずは刈り取りが完了しました。刈り取った雑草は、先程紹介したキュウリ畝端、コンパニオンプランツしている丹波の黒豆の根元に敷き藁がてら運びました。
次は畝全体に苦土石灰をばら撒きました。そして鍬(鋭利な鍬)を使って畝を耕しながら土と石灰分を馴染ませていきました。この作業も、やはり数回の休憩をとり、水分補給も行って耕していきました。
ここ半月ほど、まとまった雨が降らない状態が続いてきているので土が締まって硬いです。持参したのが普通の鍬で無くたすかりましたよ。次回には、苗の植え付けが行えるよう中央部分に植え溝を作り上げようと思っています。
収穫時期の「あいちの伝統野菜」に選定されている「越津ネギ(葱)」です。越津ネギの起源については、過去何度も紹介させていただいていますので簡単に。。原産地は尾張国海東郡越津村(現愛知県津島市越津町)、江戸時代から栽培されてきました。関東白ネギ「千住葱」と関西青ネギ「九条葱」の中間的な性格を持っているおネギで、関東ネギのように白根が長く、関西ネギのように葉も柔らかいので食べられるおネギです。現在の主な産地は、尾張平野一帯ですが、特にあま市蜂須賀、愛西市佐織地区、江南市が有名です。
お昼に近付き、ますます暑く感じるようになってきました。写真は中央区画です。左側では秋トウモロコシを栽培予定です。こちらも雑草で覆われていたので、鎌を使って刈り取りました。その横は銀(白)スイカ「大和クリーム3号」栽培畝です。こちらも雑草に覆われています。スイカは、あまり手をかけない方が良いようなのでそのまま放置することにしましたよ。
正午を過ぎて作業は、本日予定していた作業はすべて完了しました。ミニトマト「アイコ」&トマト「ホーム桃太郎」栽培畝です。畝端に丹波の黒豆をコンパニオンプランツしています。そろそろ丹波は花が咲く出す時期となってきています。両トマトはドンドン赤く色付いています。
写真はミニトマト「アイコ」です。写真のようにビッシリと実が着いています。もう少し完熟状態になったら一挙に収穫しようと考えています。
落花生「おおまさり」です。遂に広い畝を茎が覆ってしまいました。花が次々と咲いて茎柄が土中に潜ろうとしていました。この時期に水不足になると空莢になるので早朝にタップリと灌水を行ってあります。今月末にはカラス除けのネットで畝全体を覆う予定です。
西区画です。この区画では枝豆を栽培しています。手前の2畝は茶豆風味「味勝」、その奥2畝は丹波の黒豆を栽培中、味勝は莢が着きだして生育中、こちらも旱魃状態では空莢が多くなるのでタップリと灌水を行いました。
正午過ぎのMY畑「アグリ水郷」です。今日も猛暑になるのでしょうかね。この時間になると陽射しで肌が痛く感じるようになってきましたよ。それにしても呆れるほど雑草に覆われています。ここらで一気に刈り取りたいところですが、この暑さではなかなか捗りそうにありません。
天気予報では、来週後半くらいから涼しくなるようですね。でも、最初冷夏予報が大外れでしたから、どうなるか気になるところです。
本日の収穫物です。写真はキュウリ「シャキット」です。久々に収穫したのでヘチマのようなサイズもありましたよ。大量収穫、これでも菜園で、お隣様に5本ほどお裾分けしてきました。旱魃状態が続いて曲りキュウリも出て来ています。水分不足と成り疲れもあって、今後は「シャキット」ならぬ「ダラット」になるかも知れません。
トマト「ホーム桃太郎」です。完熟状態で収穫してきました。こちらも大量収穫、やはり3個、お隣様にお裾分けしてきました。旱魃状態が続き、味の濃いトマト君に仕上がっています。
さて、夕方からは育苗ポットに秋トウモロコシの種を蒔くことにしています。2回に分けて種蒔きを行い、収穫は10月下旬から11月中旬を予定しています。
台風の被害さえなければ、夏以上に美味しいトウモロコシの収穫ができます。そろそろ菜園の方は、夏物から秋物へとシフトしていきます。