久々に宮重大根のモニュメントを見物してきました。それにしても土の中は、どうなっているのでしょうね。
今日から3連休ですね。第1日目は天候が好天予報なので菜園作業を行うことにしました。本日は第1農園へと出かけることにしました。写真右は、秋トウモロコシです。まだ2番蒔きを行ったものが生育中、本日はこれを撤去してソラマメの畝作りを行うことにしました。
トウモロコシを収穫後、鎌を使って茎を切り取りました。次に畝全体に苦土石灰を散布しました。その後鍬を使って土を耕していきました。最近雨が多いので畝の土が随分と重たく感じましたよ。
ちょいと苦戦しながらも作業は写真のとおり完了しました。理想だと次週くらいに苗を植え付ける予定でしたが、我が家で養生中のソラマメ苗が予想以上に生育しているので、明日にでも苗を植え付けようと思っています。
こちらは西区画で栽培中の秋トウモロコシ、来月くらいが収穫予定でしたが、実着きも悪そうで、これ以上の栽培は諦めてすべて撤去することにしました。
それでも十分収穫適期のものがありました。これで今シーズンの秋トウモロコシ栽培は店終いとなりました。
先程のソラマメ栽培畝と同じ要領で、石灰を散布後、鍬を使って畝を耕しました。そのお隣の畝2本でタマネギを栽培していましたが、最近雨が多く高温多湿状態で多くの苗が腐ってしまっていました。これにはビックリ、お隣様のタマネギは、殆ど全滅状態となっていました。秋雨のような感じの日々が続いて湿害が発生したのですね。まだ苗が店頭で販売していたら調達して、植え直しをしたいところです。
東区画で栽培中のあいちの伝統野菜「越津ネギ」です。今月初めまで3回ほど土寄せを行いました。その後雨が続いてなかなか第4回目の土寄せが行えない状態でしたが、もう下旬ですから、この際土寄せを行うことにしましたよ。土寄せ用として控えていた土に鶏糞をばら撒きます。それを鍬で耕します。その後移植ゴテを使ってネギの葉が分けつしている部分まで土寄せを行っていきました。
これで第4回目の土寄せ作業が完了しました。もう1度ほど土寄せできる余裕の土は、畝端に残して置くことにしました。ネギも湿害に弱いので、ちょいと心配なところです。
本日は午後から出掛ける予定があるので、作業はこれで終了させることにしました。ここからは簡単に野菜観察を行い収穫を行っていくことにしました。写真はオレンジ白菜「オレンジクイン」です。見てのとおり結球が完了したようですね。ここで初収穫していくことにしました。
北区画で栽培中の冬キャベツです。手前は早生品種「初秋」、前々回に紹介したようにもう収穫適期を迎えています。それにしても虫の食害が凄いですね。初夏採りキャベツは、よく写真のような状態になることがありますが、冬キャベツでこれだけ食害されるのは初めてです。目視を行いながらヨトウムシや青虫を退治することにしました。その後キャベツを1個初収穫することにしました。
あいちの伝統野菜、正月雑煮用に使用するつもりで栽培している餅菜(正月菜)です。予想以上に生育が進んで、もういつでも使える状態ですよ。これ以上生育が進んでしまうと葉や茎が硬くなってしまいます。暖かいのも考え物ですね。
今日は正午前に菜園を立ち去ることにしました。暖かな日が続いて全般的に野菜の生育具合は早いようです。また、月曜日から雨模様のようです。あまり高温で雨が多いと、湿害が発生する恐れもあるので困ったことになっています。やはり寒い時期は寒いというメリハリがないといけませんよね。
本日の収穫物の紹介です。写真は秋トウモロコシ、これで最終の収穫となりました。ちょいと若い物がありましたが、今年の秋トウモロコシは好調で店終いとなりました。
京野菜「聖護院カブラ」です。中蕪程度まで生育が進んでいるものが多くなってきました。まだ間引き収穫なのですが、こう生育が早いと、生育の良いものを間引きするのか、遅れているものを間引きした方が良いのか迷ってしまいます。これからは漬物の他、汁物や煮物にも使っていきたいところです。
冬キャベツ「初秋」は初収穫です。サイズ的には申し分がないのですが、写真の通り、かなり虫に食害されていました。
オレンジ白菜「オレンジクイン」も遂に初収穫です。こちらも少し虫の食害がありましたが、そう大したことがなく、見てのとおり立派なサイズで初収穫することができました。
午後からは清須市の春日地区へと出かけてきました。「はるひ夢の森公園」内では、写真のようなイベント「食育まつり 農あるまちづくりフェア」が開催されていましたよ。
露店も並んで多くの方がいろんなものを買い求めていました。年に一度の収穫イベントだそうです。
天候にも恵まれて親子連れの方が多く出かけているようでした。清須市の春日地区といえば、あいちの伝統野菜に選定されている宮重大根発祥の地として有名です。宮重大根は、現在スーパーなど店頭で並んでいる青首大根のご先祖様としても有名な大根です。
現在、周辺の畑では、ホウレンソウやニンジンが主に栽培されているようです。
でも、地元の宮重大根純種子保存会の皆さんにより栽培も続いているようです。この畑ではイベントにお越しになっている方にアンケートに答えると一人1本、昔ながらの宮重大根を土から引き抜いて収穫体験できるイベントも開催されていました。
「はるひ夢の森公園」の一画には、冒頭でも紹介しました宮重大根のモニュメントが設置されています。その周りを子ども達が楽しく遊んでいました。
江戸時代から栽培されてきた宮重大根、今はF1化された青首大根が主流となっていますが、貴重な伝統野菜としていつまでも残していきたいものですね。
先程からのビールタイム、今回も秋トウモロコシ相手に楽しんできましたが、京野菜「聖護院カブラ」の「炊いたん」が出来上がったようです。蕪の風味が抜群、油揚げとの相性も格別ですね。いよいよ、蕪も煮物などで楽しむシーズンが到来したようです。
本日は青首大根のルーツである宮重大根発祥の地に訪れてきました。京野菜も美味しいですが、地元にもいろんな魅力的な伝統野菜がありますね。水郷楽人のHP版あいちの伝統野菜編、こちらもよろしくお付き合いくださいね。