菜園の方は、10月中旬に雨が降って以来、カラカラの旱魃状態が続いています。日曜日も早朝から菜園に出掛け、水遣り作業を行ってきました。
10月の中旬と言っても、雨が降ったのは10日の朝、あれから約2週間以上が経過しています。生育中の秋冬野菜にとっても今が一番水分を必要な時期となりました。ですから、土曜日に続いて水遣りから作業をスタートさせました。写真は中央区画です。手前の秋トウモロコシ、日本法蓮草&聖護院カブラ、そしてオレンジ白菜「オレンジクイン」畝にタップリと灌水を行いました。最近、気温も高いので、白菜、法蓮草、蕪は、葉に虫害が無いか、慎重に調べながら灌水を行いました。
土曜日に間引きしながら初収穫した京野菜「壬生菜」です。先日収穫後、列間に追肥を施しましたので、タップリと灌水を行いました。
手前はナバナ、その奥は餅菜と縮み法蓮草栽培畝です。ナバナは大型の苗を植え付けたので、根付くか心配していましたが、どうやらその後の管理が良かったようで、元気が回復しつつありました。餅菜は、順調に発芽しているようですが、縮み法蓮草は、昨年の古種を使用したのも影響したのか、あまり発芽状態が芳しくありません。ちょいと心配なところです。
北区画です。手前五寸ニンジンは、生育の遅れを取り戻すような状態、せり科野菜なので乾燥は嫌うと思い、シッカリと水遣りを行いました。その奥はレタス、結球が始まっています。1株生育が不良気味なものがありますが、その他は、順調に生育しています。その奥は冬キャベツ、早生品種「初秋」が結球中、こちらも虫の食害を観察しながら水遣りを行いました。
菜園入口の南区画です。手前は辛味大根、その奥の畝では、前回まで丹波黒を栽培していました。前回の記事で紹介したとおり全て収穫撤去しました。その前日にブロッコリー苗をいただいたので、有機石灰を施しうねづくりを行い、苗を植え付けました。収穫は来春、まだ幼い苗ですが根を生育するためにシッカリ水遣りを行いました。
水遣り作業を終えて一度我が家に引き返し、一休憩、その後、午前10時過ぎに再び菜園へと出かけました。写真は東区画、あいちの伝統野菜に選定されている「越津ネギ」です。今シーズンは、8月中旬に苗を植え付けましたが、その後9月上旬まで高温長雨に晒され、ちょいと生育は不良気味です。前月下旬に第1回目の追肥と土寄せを行ってあります。
その後の生育はちょいと回復模様だったので、今回第2回目の追肥と土寄せを行うことにしました。最初に追肥用肥料の鶏糞を畝周辺にばら撒きました。土寄せ用に用意したあった部分を鍬で耕しました。その後移植ゴテを使ってネギ根元へと土寄せを行いました。
土寄せが終了後、再度覆っている土の畝に軽く鶏糞をばら撒き、今回の作業は無事終了しました。
第2回目の土寄せと追肥作業が完了、これから白根部分を伸ばしていきます。今後2回ほど追肥と土寄せを行いながら白根部分を伸ばし、茎も太くしていく予定です。尾張平野で江戸時代から栽培されてきた伝統のおネギ、寒さが厳しくなる初冬以降に収穫し、お鍋料理に重宝していきたいところです。
正午近くのMY畑「アグリ水郷」です。写真のとおり日中日陰部分覆われている部分は拡がってきました。今のうちに生育中の野菜をシッカリと仕上げていきたいところです。
秋冬野菜の仕上げですが、これからは春野菜の栽培が始まる節目の時期となってきました。手前の畝はタマネギ栽培畝、来月上旬に苗を植え付ける予定、その奥に支柱があるのはキュウリと丹波黒を栽培してきた畝ですが、こちらには来月上旬にグリーンピースと砂糖エンドウの栽培のため、種蒔きを予定しています。
10月も残り僅か、関東や関西では木枯らし一番を観測したようですね。蟹江地方もこの日は冷たい北西の風が強く吹き寄せていました。間も無くすると厳しい伊吹颪が吹き寄せるシーズンを迎えます。その前に秋冬野菜の管理や春野菜の栽培準備をシッカリと行いたいところです。
この日の収穫物、約2ヶ月ぶりにミニトマト「アイコ」を収穫してきました。8月上旬から高温障害で着果不良となっていましたが、9月から実が着きだしてようやく色着き収穫することができました。例年だと霜が降りる来月下旬まで収穫予定、でも、気温がドンドン低下していくので色着くまで日数がかかるようになってきます。その分だけ夏物よりも美味しく感じます。
写真は我が家の軒先で吊るした干し柿作りです。あれから1週間が経過しました。その後高温状態が続いたので、カビや虫の被害が無いかと心配でしたよ。
近付いて観察してみましたが、順調に干し柿状態へと近付いているようです。期間中、乾燥状態でしたし、風通しも良いところで吊るしたので問題が無かったようです。
それぞれの好みによりますが、出来上がり次第、真空パックにして冷凍保存、必要に応じて自然解凍して美味しくいただきたいと思っています。