MY畑「アグリ水郷」上空は、快晴状態の青空が拡がっています。一昨日、昨日の暖かい陽気とは、うって変わったような寒風を運ぶ伊吹颪が菜園へと押し寄せていました。やっぱり、師走も後半になると寒さが厳しくなってきますね。
本日は恒例の眼科通いとなり、我が家に戻って菜園には午前11時前に出かけました。写真は菜園東区画、手前は、ようやく収穫が始まった越津ネギです。この秋から初冬にかけて高温多湿状態が長く続いたので、生育が遅れ気味でした。暖かいのでお鍋料理も少なく、消費が滞っている状態です。その奥は、ナバナです。暖かいので生育が早いです。もう蕾が出て来ているものがありましたよ。
あいちの伝統野菜「餅菜(正月菜)」です。10月中旬に種を蒔いたものです。こちらも生育が進み過ぎています。正月の雑煮用と思って栽培してきたのですが、これはちょいとサイズが大きすぎる様な感じでした。餅菜(正月菜)は、葉が小松菜よりも柔らかく鳥の食害に遭いやすいので、写真のようにネットで防御しています。
中央区画で栽培してきた日本法蓮草です。順調に生育過ぎて、既に店終い状態です。本来だと二霜程度晒すと葉肉が厚くなって甘さも出て美味しいのですが、そうなる前に退場しそうな感じです。v(^^;。。
西区画に移動しました。3畝タマネギを栽培しています。こちらも晩秋から初冬にかけて暖かく、雨が多いせいもあって苗が枯れてしまうものがあって、苗の植え直しを行いました。あまり暖かいと生育が進み過ぎて、春先に薹立ちする可能性が出てくるので心配なところです。一番手前の畝では、秋ジャガ「ニシユタカ」を栽培していましたが、ようやく茎葉が枯れ出してきたので20日に収穫することにしました。例年よりも半月ほど遅れての収穫でした。
この畝では春野菜の「砂糖エンドウ」と「うすいエンドウ」を栽培しています。11月に種を蒔きましたが、こちらもやはり暖かいので生育が進み過ぎているようです。苗が大きいと霜に対して弱くなるので、これから寒中を迎えると枯れるのでは無いかと心配なところです。その横の畝では五寸ニンジンを栽培しています。発芽揃いに心配し、生育が遅れていましたが、ボチボチと収穫できるサイズになって来ているようです。ただ、雨が多い影響なのか、土壌水分が多いようで又根になっているものも例年より多い感じです。
この時期には日中すっかり日陰部分になってしまう中央区画、手前は聖護院カブラ、その左横の畝ではオレンジ白菜「オレンジクイン」を栽培しています。
2条で計13株のオレンジ白菜を栽培してきましたが、現在残っているのは4株となって来ています。こちらも暖冬の影響を受けて生育が早く、鍋料理も少ないので自家消費ではとても対応できませんので、専らお裾分けに回しています。ようやく寒くなってきたので防寒対策として、麻紐で葉を括って鉢巻きをおこないました。
再び東区画に帰ってきました。写真は京野菜「壬生菜」です。畝全体の半分まで収穫が進んでいます。前回23日に菜園で収穫を行いました。
浅漬けにして御飯の上に振りかけていただくと美味しいです。また、お茶漬けでササメコンブと一緒にサラサラといただくのも格別ですよ。
菜園の入り口にある南区画では辛味大根を栽培しています。前々回の記事でも紹介したように収穫が始まっています。天麩羅や鍋料理の薬味としておろすにすると美味しいですね。年越し蕎麦にも海老天、越津ネギと一緒に辛味大根の「おろし」をトッピングしても美味しいです。大晦日に、餅菜と一緒に収穫しようと思っています。その横には春野菜「河内一寸ソラマメ」を栽培中です。
中央区画の一番南側の畝でも、やはりソラマメを栽培中です。両畝とも島畑で植え付けた余り苗を植え付けました。今シーズンは50本ほどの一寸ソラマメを栽培していることになります。こんなに栽培して、どう消費していくのでしょうね。v(^^;。。でも、ソラマメは病気に弱く、あっという間に一畝全滅という場合も体験したことがあるので、保険がてら大量栽培するのも仕方が無いのかもしれません。
北区画で栽培中の冬キャベツです。こちらは11月から収穫が始まっています。今日も中生品種の「湖月」を1個収穫して行くことにしました。ネットはムクドリ対策として施しました。寒玉系は心配ないのですが、サワー系の湖水などは、ムクドリの格好の餌食となってしまいます。
こちらはミニトマト「アイコ」です。晩秋から初冬にかけて暖かいな日が多く、本当に長く収穫が続いてきていました。でも、写真のように冷たい風が当たる部分から枯れだして来ているようです。
写真のようにまだ多くの実が着いています。もうこれが限界かもしれませんね。年を越えることができるか、このままの状態で放置することにしました。
冬の晴天と言った感じの雰囲気の菜園でした。明日からは伊吹颪が、一段と強く吹き寄せ、雪も舞う可能性もあるようです。アグリ水郷第1農園の方は、これから冬の収穫作業をドンドン進めて行く予定です。
こちらは第2菜園島畑です。年内の作業は既に完了していますが、観察がてら立ち寄ってきました。
写真はソラマメ栽培畝です。畝では、河内一寸ソラマメと陵西一寸ソラマメという2種類の品種を栽培しています。第1農園でも一部栽培していますが、こちらの方が主力となっています。暖かいので生育は良いようですが、エンドウ以上に、寒さに弱い春野菜なので、あまり徒長生育すると困ります。もう脇芽が結構出て来ているので、年明けに主芽を摘芯しようと思っています。
こちらはイチゴ栽培畝です。写真では良く解りませんが、今のところ生育は順調のようでした。年明けに緩効性肥料でも置き肥すると良いかもしれませんね。
ここからは収穫野菜の紹介です。まずは日曜日、20日に収穫した野菜の紹介を行います。写真は日本法蓮草です。ギザギザ剣葉が特徴の東洋系法蓮草です。先日、茶わん蒸しの具材として使用しました。少し寒くなって来ているので茎などに甘味を感じて美味しかったです。
レタスとミニトマトを収穫しました。暖冬でレタスの生育も早かったようです。レタスが嫌う雨も多く降ったので、写真のように葉が傷付いてしまいましたよ。今シーズンの最終収穫となりました。
そして、秋ジャガ「ニシユタカ」も収穫してきました。今シーズンは、栽培する大きな畝が無くて少量栽培に留めました。6株で、これだけ収穫出来たので豊作の部類に入ると思います。寒くなる中、シチューやおでん、コロッケなど、秋ジャガは料理の幅が広いので重宝します。春先までに消費しきれる量だと思います。
さて、本日の収穫物の紹介です。ミニトマト「アイコ」、冬キャベツ「湖月」、京野菜「聖護院カブラ」を収穫してきました。カブラは、もう春葉が展開してきていました。これは早め早めに収穫して行った方が良いようでした。あまり放置すると、根の周囲に網が張って、美味しくありませんからね。キャベツの方は、小振りサイズでした。寒玉系は、これで最終の収穫となります。次回からは、冬キャベツには珍しいサワー系キャベツの収穫が始まります。ミニトマトは、多分これで最終の収穫となりそうです。12月下旬まで収穫できるとは、我が菜園の最長記録(12月上旬)を更新してしまいましたよ。やっぱり、今年は暖かいのですね。明日から一段と寒くなるようですが、年末年始は再び暖かいとのこと、こう寒暖の差が大きくては体調管理が大変ですね。産直の新鮮野菜をタップリと摂取し、乗り切って行きたいところです。