2016年春、桜シーズン到来ですね。今年も蟹江町須成地区の薄墨桜が開花していました。染井吉野よりも一回りほど小さな花ですが、清楚な花色が気に入っています。
月曜日は三重県いなべ市の実家へと墓参りに出かけました。山里ですが、土筆も生えて春の到来を感じるような周辺の雰囲気でした。
その後、いなべ市の梅林公園に立ち寄りました。既に花盛りは終えて「梅祭」は終了したようですね。まだ遅咲きの梅の花が咲いて見物の方々が多くみえていました。遠くに見える山は鈴鹿山系の藤原岳です。
いなべ市から岐阜県に入り、関ヶ原近くから養老町を経由して海津市に入りました。昼食を摂るため道の駅「月見の里南濃」に立ち寄ることにしました。本日は振替休日、足湯もあって観光客で駐車は満車、とても賑やかな雰囲気でしたよ。ここで名産の南濃ミカンを購入しました。
海津市から木曽川に架かる東海大橋を通り過ぎて愛知県に入り、愛西市のお墓にもお詣りして蟹江町内に戻ってきました。春の彼岸頃に咲きだす須成薄墨桜の様子がどうなっているかを確かめるために立ち寄ることにしました。北風が強く吹き寄せていましたが、薄墨の桜がボチボチと咲きだしていましたよ。
まだ咲き初めのようで木全体が花に覆われているような感じはありませんでしたが、木数が多いので互いに補完して存在感を現しているような気がしましたよ。
まだ3分咲き状態、この調子だと今週末が見頃となるような感じです。
この日は北風が強く吹いて写真撮影もブレまくり状態覚悟、ただ背景が鮮やかな青一色というのが慰めとなるような状態でした。
薄墨桜は、染井吉野よりも花色が薄い白色の花が特徴なのですが、まだ咲き始めと言うこともあって、同じようなピンクの花色でした。
風が強く吹き寄せるのでなかなかピントが合わなくなり撮影も上手く行きません。( ;∀;)。。
桜には青空が似合いますね。花色が薄い分だけ青空で鮮やかさを感じることができます。
薄墨桜の由来ですが、咲き始めは写真のようなピンク色ですが、満開に近付くにつれ白色に変化、散り際には名前どおりに花芯が薄墨色に変化する特徴から名付けられたそうです。
この花が咲きだすと蟹江地方にも春が到来したという実感が湧きだしてきます。
国の天然記念物に指定されている岐阜根尾谷の薄墨桜のヒコバエを移植したのは数十年前、このblogでも毎年紹介させていただきましたが、年々その存在感が大きくなって来ているような気がします。
満開は今週末くらいになりそうですね。この花が散り際を迎える時に、蟹江町内の藤丸桜や文学散歩道並木の染井吉野が一斉に満開となります。蟹江町の桜シーズンは、3月末の薄墨桜からスタート、藤丸桜や温泉郷桜の染井吉野、4月中旬の本町八重桜並木があり、約1カ月の間花見を楽しめます。
蟹江町に桜シーズン到来、本日は最高気温が18度を超えるなどしているので、先日に写真撮影した以上に花が咲いていることでしょう。今週末に再び訪れて満開状態となり、花芯が薄墨色に染まった状態を撮影したいものです。