水郷の里「蟹江町」らしい雰囲気の蟹江新田地区、のんびりとした雰囲気の景観の中にも桜が満開状態でしたよ。
土日は地元須成地区の藤丸桜見物を楽しみましたが、菜園作業も行っていました。いよいよ夏野菜の栽培準備がスタート、スイカの畝作りを行うことにしました。東区画で二つに分かれていた畝を一つにまとめてスイカ栽培の畝を作り上げることにしました。雑草に覆われていた畝を耕しのに苦労しましたが、約2時間ほどかかって畝作りを完了させました。
仕上げとして畝周辺に、九州の地ネギの細ネギを植え付けました。特に意味のある植え付けでは無いのですが、あまりにも細ネギすぎて我が家では使い勝手が悪くて年々株が増えています。勿体ないので、このようにスイカ栽培を行う際に畝端に植え付けています。
さて、本日は冒頭で紹介させていただきました職場近くの吉川英治文学碑から鹿島神社へと続く文学散歩道沿いにある桜並木をお昼休みに散策することにしました。
佐屋川沿いに続く桜並木、冷たい風が吹き寄せる川沿いにあるので町内でも一番遅く満開を迎えることもあり、今が一番の見頃となっていました。
気温は4月上旬にも拘わらずに随分と暖かく感じました。
散歩沿いにはこのような俳句や短歌が詠われている木板が設置されています。文学の趣向を味わいながらの散歩も最高です。この木板には「いなまんを 口にほおばり 桜かな」と詠まれていました。因みに「いなまん」とは蟹江町の郷土料理「いな饅頭」の略称です。いな(鯔の幼魚)を使った料理ですよ。
散歩道の桜を見上げながら数少ない青空を背景に撮影を行っていきました。
ちょうどお昼過ぎなので散歩道沿いに設置されているベンチに腰掛けて昼食を摂っている会社員の方も見えましたよ。時折吹き寄せる風で桜吹雪が舞い上がって良い雰囲気でした。
写真のように満開は過ぎたようで道路には花弁が落ちていましたよ。桜吹雪を何とか撮影しようと思たのですが、なかなか思うようには、風が吹いてきませんでしたよ。なかなか難しいものですね。
この桜並木一番の撮影地点に到達しましたが、川沿いの岸辺にはいろんな塵が打ち寄せている状態で、良い雰囲気が台無し状態でしたよ。ちょいと残念な感じでした。
それでも、こちらから撮影すると川沿いに続く並木が見事でした。
桜と川、よくマッチしてますよね。
木々の端々まで花が咲いて見応えがありました。
先日も撮影しようとカメラを持参していたのですが、昼間は曇天で撮影を断念、本日も雲が多いので青空を探しながら桜の花を撮影しました。
今シーズンの桜撮影は、曇天が続いてなかなか難しかったです。
その後暫くの間、木々に咲き乱れている花を見上げながら歩き進みました。
並木の根元周辺ではタンポポも満開状態でした。黄色の花も春らしい温かな感じでした。
こちらは白花タンポポ、西日本系のタンポポです。こちらも満開状態でした。
黄色と白色のタンポポ、互いに住み分ける状態で集団に咲いていましたよ。
仕事を終えて再び夕日を浴びる桜並木を歩くことにしましたよ。
夕日の柔らかな光を浴びた桜、昼間に拝見した桜とは趣も違ってこれも綺麗に感じました。
文学散歩道を花見がてら散歩される方と多くすれ違いました。
水郷景観を味わいながらの花見もまた格別ですね。実にのんびりとした雰囲気でした。
明日はどうやら雨となりそうですね。散歩道に散っている花びらも昼間と比べると随分多く感じました。今度こそ花散らしの雨となりそうです。
明日の景色、どうやら文学散歩道は花びらの絨毯が拡がり、佐屋川は花筏で覆われているような予感がします。これで蟹江町「染井吉野」の桜も見納めとなりそうです。