賑やかな街中を歩くと見えて来たのは通天閣、11月最後の土日は久々に関西方面まで出かけて来ました。第1日目は大阪まち歩きを楽しみました。
- 歴史散歩
土曜日の早朝、午前8時前にJR蟹江駅を出発、名古屋駅で新幹線に乗り換えて大阪に向かいました。新大阪駅に到着後、地下鉄御堂筋線で江坂駅に到着、本日の宿泊予定のホテルで余分な荷物を預けて再び御堂筋線に乗り込みました。
到着したのは動植物園駅、大阪「ミナミ」地区の代表的な天王寺が位置する界隈です。ここから歩いてまち歩きを行うことにしました。
この一帯は天王寺地区とは少し離れている「新世界」と言われている界隈です。大阪の庶民文化を理解するのは一番良いところらしいです。大阪には何度も訪れていますが、この一帯に訪れるのは、水郷にとり初めてでとても新鮮に感じました。
同じ大阪ミナミの難波地区周辺は何度も訪れたことがありますが、この地区も「ミナミの賑やかさ」と言うか独特な感じですね。そして見てのとおり周辺のお店の看板や飾り付けが何となく大阪らしくど派手と言った雰囲気でした。これには圧倒されましたよ。(◎_◎;)。。
あれこれ周辺の景色を楽しみながら見えて来たのが、この地区のシンボル「通天閣」です。名古屋にもテレビ塔がありますし、その他都市の代表的なタワーは、周辺が公園に囲まれている印象があるのですが、こんな雑踏の中に高層タワーがあるのは新鮮な感じがしました。周りの景観も何となく私たちが抱いている「活気ある大阪」らしい感じでした。
午前11時となり通天閣に登る前に少し早いですが、ここでお昼ご飯を摂ることにしましたよ。蟹江の自宅で早飯で出かけて来たのでちょうどお腹が空いた感じとなってきていました。周辺からとても良い香りが漂ってきましたからね。これは堪らなくお腹が空いた感じが一層進んでしまいましたよ。v(^^;)。。
そこで入っていただいたのは「2度漬け禁止の串カツ」で有名な鶴亀屋さんです。お昼真っ最中ですがビールを相手に串カツやホルモン焼きなどをいただきました。
写真左はお店の中の様子です。まだ午前11時過ぎでお昼には早かったので空席がありましたが、時間とともに段々と席が埋まって賑わってきました。団体の予約客も多いようでした。壁面にはメニューとともに、著名な方々の色紙が飾られていましたよ。ドンドンとお摘みを注文しビールが進みました。ちょいと通天閣見物は、どうでも良いような気分になるほどビールやお摘みを楽しみましたよ。(*^^)v。。
まだまだお店に留まって一杯をいただきたいところですが、いつまでも留まっている訳にはいかず、折角「大阪らしい」地区まで訪れたので、通天閣の中に入ることにしました。通天閣は明治36年に開催された第5回国内勧業博覧会の跡地に明治45年初代が建設されましたが昭和18年に火災により解体され、現在の通天閣は2代目、昭和31年に再建されたものだそうです。意外でしたが、通天閣は一度地下に入ってから展望台へと登るのですね。
地下には関西に馴染みのある企業のショップが並んでいました。写真左は日清チキンラーメン「ひよこちゃんSHOP」、右はグリコ「ぐりこ・や」のお店の様子です。
こちらは森永「キョロちゃんのおかしなおかし屋さん」、とても賑わっていましたよ。写真右は展示コーナー、トミカのミニカーなどが展示されていました。早く展望台へと進みたいのでゆったりと拝見することが出来ませんでした。帰りにゆっくりと見物していくことにします。
受付でチケットを購入し、行列に並んでエレベーターに入りました。週末でもあり混雑しているようですね。
ここは2階部分でしょうか。ここでエレベータを下りて再び行列に並びました。開業当時の阪堺電車の車内の様子をモチーフにした通路だそうです。通路沿いには懐かしい看板が展示されていました。
キン肉マンのコーナーも設置されていました。どのような由縁があるのか分かりませんでしたが、いただいたパンフレットによれば新世界100周年記念事業であるキン肉マンプロジェクトにより、2012年6月29日(金)、キンニクの日に「キン肉マンミュージアム」としてオープンしたとのこと、こちらも懐かしい感じで見学させていただきました。
約10分ほど行列して最上階の5階に登るエレベーターに入り展望台に到達しました。ここからは四方、大阪の景観を望むことができました。近くに見えるのは、天王寺周辺の様子が良く解りました。手前の公園は動植物園でしょうか。
この建物は皆さんもご存じの「あべのハルカス」の巨大タワー、その奥の山々は生駒山地、この山を越えると奈良方面となるようです。
通天閣名物、黄金の「ビリケン」様です。水郷は初めて拝見させていただきました。こちらは3代目にあたるそうですよ。パンフレットによれば「幸運の神様」で親しまれるビリケン様は、1908年アメリカの女流作家が、夢で見たユニークな神様をモデルの製作したものだそうです。これが世界的に大流行して、遠く大阪の新世界まで伝わり、今も庶民的神様として親しまれているとのことです。
皆様と同じように水郷もビリケン様の足をさすってお祈りいたしました。そして再び展望台から大阪市内の様子を拝見することにしました。写真右の奥に見えるのは六甲の山々です。
周辺が高層ビルばかりなので大阪のシンボルの一つでもある大阪城、なかなか目視で確認できなかったので、説明されている方に訪ねてようやく見つけることができました。
5階から階段を下りて4階の展望台で見かけたのがこちらの像です。黄金のインドの神様ガネーシャ「夢をかなえるゾウ」だそうです。何だか面白そうなネーミング、大阪らしいです。v(^^;)。。
4階からはエレベーターが混雑していたので階段を下りることにしました。これが案外シンドク感じましたよ。何とか地下に戻って通天閣から退場しました。四方を見渡すとここからいろんな商店街が拡がっていることが解りました。
通天閣と言えば名人・王将で有名な将棋棋士阪田三吉ですね。通天閣展望台の入口前に顕彰碑がありました。そう言えば駅から通天閣までの途中にある商店街の店内で大勢の方が将棋を指されていました。今もこの文化が受け継がれているのですね。新世界の散策を終えて移動することにしました。
御堂筋線で戻る予定でしたが、休日で大混雑している可能性が大なのでタクシーで移動することにしました。写真は大阪駅、大阪「キタ」の梅田界隈の様子です。
今回の目的の一つは、大阪で演劇を愉しむことです。大阪と言えば吉本新喜劇ですね。現在難波花月劇場が改装中で、臨時の場所として西梅田劇場が設けられているとのことでした。
受付前で演劇の内容などが紹介されていました。6年前に大阪へ出かけた際にも難波花月で演劇を拝見したことがあります。とても面白かったので、今回も是非拝見したくキャンセル待ちで予約しました。
チケットをいただき中へ入ることにしました。写真右は劇場内の様子です。午後4時前から始まり午後7時前まで大笑いさせていただきましたよ。大助花子などの漫才、桂文珍の落語、そして新喜劇、大阪のお笑い文化はやはり素敵ですね。(^_-)-☆。。
吉本劇場を立ち去り夕食を摂ることにしました。「キタ」地区の夜景を楽しみながら夕食会場に移動です。イルミネーションもあって楽しいまち歩きでした。
夕食会場に到着しました。店名の通り海鮮料理として有名なお店のようです。中に入ってマグロの刺身などの料理をビールとともに堪能させていただきました。(^_^)/#58994;。。マグロの中落ちが骨付きのままで登場したのにはビックリしました。(@_@)。。削るように離していただきましたが、口の中でトロトロで美味しかったですよ。流石食道楽の街、大阪ですね。(^_-)-☆。。
約3時間ほど美味しいものをいただきました。午後9時過ぎくらいにお店を出て、夜景を見ながら大阪駅まで戻ることにしました。大阪のキタはミナミと異なりちょいと落ち着いた雰囲気がしてきます。
もっとも梅田の中心から少し西に離れた地区なので、そんな感じがしたのかもしれませんがね。ほろ酔い気分で大阪駅まで歩きました。
大阪駅から地下鉄御堂筋線に乗車、江坂駅で降りて宿泊のホテルに入りました。個室に入り、缶ビール(勿論ロング缶)を1本いただき大阪での余韻に浸りながら間もなく爆睡してしまいました。(-_-)zzz。。
翌日は神戸に出かけました。初冬の関西旅行記第2日目、次回も長編となりますが、駅舎JA看板のようにこっそり|д゚)でも良いので、よろしくお付き合いいただきますようお願いいたします。v(^^;)ゞ。。