春の彼岸を迎え3月も下旬となってきました。名古屋地方で桜の開花宣言が行われて、間もなく染井吉野が満開状態となってきます。でも、まだ暫く満開には日を要するようですね。一足早く蟹江町須成の須成薄墨桜が7分咲まで進んできているようです。
ここ数日暖かい日が続いていますね。もう4月も中頃と感じる様な温度まで上昇しています。各地で桜の開花が早くなっているようです。本日は、須成薄墨桜の状態がどうなっているのかを見るために訪れてみました。予想以上に多くの花が咲いているようです。
染井吉野よりも一回りほど花が小降りですが多くの花を咲かせて賑やかになっています。須成薄墨桜は、約7本の薄墨桜が一ヵ所に寄せ集まっているので一緒に咲き出すと、まるで1本の大木の桜が咲いているような錯覚になる花姿になるのが気に入っています。
染井吉野と比較すると一回り花が小さく、花芯周辺も茶色のような感じで、散り際になると名前のとおり薄墨色に変化していくのも特徴の一つです。
重厚な染井吉野よりも上品さを感じます。国天然記念物に指定されている岐阜根尾谷の薄墨桜のヒコバエをこの地に移植したものだそうです。
今日は青空が拡がって淡い花色もよく冴えていました。
まだ五分から七分先程度、見頃はこれからのようです。
あまり知られていないのか、この時間に訪れていたのは水郷一人だけでした。本日も花見を独り占め状態でとても贅沢な感じでした。
その傍らに満開状態の雪柳がありました。これも春を知らせる花木ですね。
小さな花が密集状態で咲いていました。まるで雪の花のような感じです。
まだ蕾のものも多くありこれからが見頃ですね。これから薄墨桜と同様、一週間くらいは楽しめそうです。
その後須成藤丸地区に移動しました。この団地内にも1本ですが、薄墨桜があります。こちらは満開状態に近くまで咲いていましたよ。
先程の須成薄墨桜よりも花の開花状況は進んでいるような感じです。
藤丸桜、1本だけですが、青空を背景に撮影しましたが、やはり上品さを感じました。
明日から暫く寒の戻りで寒くなるようなので花持ちも良いかもしれません。また散歩がてらゆっくりと花見に訪れたいものです。
藤丸薄墨桜、数年前に枝を剪定したので、花姿(樹形)が今一つのような感じもしますが、それでも見事な感じです。この桜が、名前どおり薄墨色になり散る時期になると、町内でも有数の桜並木「藤丸桜」が見頃となってきます。この調子だと見頃も早く訪れる様な気がしてきます。
水郷楽人の塵芥録HP版(クリックするとHPにジャンプします)
こちらは水郷楽人の塵芥録HP版です。蟹江町内の花シーズンが到来しました。薄墨桜が開花し花シーズン本番となってきました。「水郷蟹江の花名所編」では、蟹江町内の花名所を紹介しています。よろしければご覧くださいね。。