まだ5月の下旬というのに、蟹江地方は連日の30度超えの真夏日となっています。町内の佐屋川創郷公園内にある花菖蒲が見頃となってきました。
本日は恒例の眼科通い、それも精密検査が重なったため我が家に帰宅したのは午前11時前となってしまいました。本日も朝から晴天状態、この時間からの菜園作業は熱中症にもかかりかねないため出かけるのを断念し、どこか花見物へ出かけようと思いました。そこで出かけてみたのは、佐屋川創郷公園です。佐屋川に隣接したところに花菖蒲園があります。
まだぼつぼつ咲き始めかと思ったのですが、意外と多くの花を咲かせていました。花が咲きだすころになると園内には水が一面に張られています。
花が咲きだしているもの、一番花が既に終わったものなどがありました。5年ほど前に出かけたのは確か6月中旬頃でしたから例年よりも早く咲き出していると思われます。
満開には暫く日数がかかると思われますが、結構数多くの花を付けていましたよ。
花菖蒲や杜若は水辺がよく似合う花ですね。特に花菖蒲はイメージ的には梅雨時期という感じなのですが、本日は快晴状態、一段と花が鮮やかに感じました。
佐屋川と公園の狭い敷地内にも花菖蒲が帯状に植えつけられています。コンクリート製の壁面をバックにしているので先ほどの地点よりも暖かいのでしょうか。こちらは満開状態に近いです。
階段を登って下を向いて写真撮影を行いました。人工の滝の横にも花菖蒲が咲いています。お昼近くになって気温もかなり上昇してきています。実際には暑いのですが、滝を見ると少しは涼しさを感じましたよ。
レンズを交換して望遠で撮影してみることにしました。一面の花菖蒲が見事です。
もっと近づいて撮影したいところですが、写真のように狭いところなので、柵があって立ち入りができなくなっていました。
今日は土曜日の割には人手が少なくてゆったりと花を見物できるのがありがたいです。やはり真夏のような暑さですから、みなさん外出を避けられているのでしょうか。それでも日陰部分のところでは、一足早く親子連れの方がお弁当を食べられていました。
花菖蒲は、水郷の町によく似合うことから「蟹江町の花」にも指定されています。花菖蒲園はそれに因むものとして平成になって整備されました。
ここからは園内に植えられているいろんな品種の花菖蒲を見ていくことにしました。花菖蒲と言えば、まず濃紫色の花姿を思い浮かべますね。
でもいろんな花色の花菖蒲が植えつけられています。品種名はよく解りませんが。。
花に絞りがあるものもありました。
こちらは花弁中心が黄色くて帯状になっていました。
何と言っても高貴さを感じさせる花姿が良いですね。古くから日本画の素材として杜若とともに好んで描かれたことからも解ります。
例年梅雨時期に満開となる花菖蒲にとってこの晴天と気温はどう感じるのでしょうか。
撮影にとってはありがたいところなのですが。。
これからが見頃なのでまたユッタリと出かけたいものです。
花菖蒲園を見学後、佐屋川創郷公園内を川に沿って散策してみました。
川沿いには葭が植えつけられて、昔ながらの水郷景観の残された公園内はとても落ち着いた雰囲気でした。暑かったですが、ちょいと涼んだ気分になりましたよ。
水郷楽人の塵芥録HP版(クリックするとHPにジャンプします)
こちらは水郷楽人の塵芥録HP版です。蟹江町の花、花菖蒲が見頃となってきました。「水郷蟹江の花名所編」では、蟹江町内の花暦を紹介しています。よろしければご覧くださいね。。