強い風が吹き寄せ、藤の房が風に靡いていました。それにしても幹が太いですね。流石、古くから知られている藤の名所でした。
- 歴史散歩
GWがスタートですね。本日は「昭和の日」、昭和だと通算91年になるとのことです。午前10時過ぎに蟹江町を出発、藤の名所と知られている津島市天王川公園へと向かいました。既に市内は渋滞状態、何とか公園駐車場に駐車することができましたよ。この位置からだと一番遠い遥か向こうに藤棚があります。そこまで歩いて行くことにしました。
強風にも拘わらず公園内にある池では船で遊びを楽しむ方がありましたよ。池の中の島にも多くの方が訪れていました。
中島には写真のように池に迫出すように藤棚が作られていましたよ。中島に架かる橋から記念撮影をされている方も多かったです。
藤棚までの通路沿いには多くの露店が並んでいました。とても良い香りが漂っていました。
自動車で出かけているので見物だけで我慢です。ちょいと辛い時間でした。( ;∀;)v。。
地元津島市内の特産物を販売するブースもありました。水郷地帯の郷土料理の一つモロコ寿司、そして地ビール、これは最高の相性ですね。(*^^)v。。 でも我慢です。v(^^ゞ。。
何やら凄い車両が展示されていましたよ。これは陸上自衛隊のものでしょうか。外国人、特に中国人観光客の方が熱心に撮影されていました。取り囲むように撮影されていたので中に入れず、なかなか近付いて撮影することができませんでしたよ。
津島藤まつり、観光に力を入れているようで、この2月に市観光協会の方と話した際に、藤まつりでは、東京「亀戸の藤まつり」に次いで全国で第2番目に観光客が多いとのことでした。外国からの観光客もこの時期多いようです。それは兎も角、藤棚に近付いてきました。
藤棚に到着しました。例年よりも早く満開状態となっている感じでした。水路沿いに藤種が作られて長い房の品品種が満開でした。
これは「九尺藤」という品種名だそうです。撮影してみましたが、本当に長い藤の房ですね。
本日は最近に無く特に強く風が吹き寄せて水郷の未熟な撮影技術では、とても上手く撮影することができません。これくらいが限界なので撮影を続けていきました。
写真のように風に靡く藤の房、例年だと花周辺にクマバチをよく見かけるのですが、クマバチ君も、この風でお休み状態のようでしたよ。( 一一)v。。
冒頭で紹介させていただきました藤の巨木です。江戸時代には「藤波の里」と云われるほどの藤の名所だったとのことです。
この天王川公園の藤棚、長さ２７５ｍ、５，０３４㎡の藤棚で東洋一の規模を誇るものだそうです。広いですね。水路奥では大正琴の演奏が披露されていましたよ。
一度藤棚から外へ出てみることにしました。多くの観光客が水路沿いに設けられた通路を通過されていました。
再び藤棚に入って通路を散策していきました。今年は暖冬の影響もあって花が例年よりも早めに咲き出したようで水路には散った花が筏のように浮いていました。
それでもまだ九尺藤は見頃のようです。風が強く吹き寄せるので、藤独特の甘い花の香りを感じることが出来ないのはちょいと寂しく感じました。
藤棚には先程説明したように九尺藤の他、多くの品種が植え付けられているようですね。こちらは房は短いですが、色が濃く感じる品種です。
色の薄い九尺藤との境目がハッキリと解りますね。白色の品種は、早咲きのようで、既に散ってしまっていましたよ。
藤棚を北から南方向に歩いて、ようやく南端に到着です。
そこからは水路反対方向の通路を北側に向かって散策していくことにしました。
本日は晴天ですが、時折曇って撮影のタイミングが難しかったです。青空を背景での藤撮影、苦労しました。
今度はスマホで撮影することにしてみました。
更にもう一枚スマホで撮影です。
ここからは再びデジカメで撮影していきました。水路両側に通路、写真のように時間を追うごとに多くなってきました。ハイキング参加の方も公園内に到着されたようです。
昨年は抹茶コーナで一服を楽しみましたが、今回は写真のように満員状態なのでパスすることにしました。
途中に両通路を結ぶ橋が架かっていますが、皆さん藤撮影で大忙し、写真のように混雑していましたよ。
藤棚入口部分に到着した地点で脚立に登って藤を触っている方がみえました。腕章を拝見したところ樹木医の方のようです。どうやら藤の生育状況を調べているようでした。老木も多いようで、その管理も大変なようですね。
最後にこの藤棚に植え付けられている品種などを紹介した看板がありました。最初に、この看板を見ていたら、感想もまた異なっていたかもしれません。再び藤まつり会場に戻ってきました。ちょうどお昼近く、ドンドンと観光客の方が訪れていたようで、広場、駐車場、それに入る道路は混雑、渋滞状態でした。
本日は風が強く吹き寄せ肌寒さも感じる一日でしたが、写真のように陽は明るく感じて、初夏のような雰囲気ですね。尾張津島藤まつりは5月5日まで開催されています。でも、例年よりも少し早く咲いたので、なるべく早く訪れた方が良いようです。
正午前に天王川公園を離れ、蟹江に帰る途中に海海弥富店に立ち寄って、海海ラーメンをいただくことにしました。ちょうど程よい時間に訪れたので、待たずに席に着くことができました。豚骨味で腰のある細麺が特徴、チャーシューがとろける様な感じでとても美味しいラーメンでした。(*^^)v。。
本日の収穫物では無く、祭会場露店で購入してきたのは尾張水郷地帯の郷土料理「モロコ寿司」です。
押し寿司でビッシリとモロコがのせられているのが津島の「モロコ寿司」の特徴です。蟹江の場合だと、これに角麩が添えられています。同じ水郷地域なのですが、少し離れただけでも食文化の好みが異なるものですね。これもまた、地域性があって面白いと思いました。