寒中の作業が始まりました。この時期の作業と言えば「荒起こし」、別名「寒起こし」、菜園に出掛け作業を行いましたが、今朝の厳しい冷え込みもあり凍てついて、まるでコンクリートを割っているような感じでした。これは大変な作業となる感じでした。( ;∀;)v。。
- アグリ水郷
本日は職場でのトラブルもあって菜園に出掛けるのが随分と遅くなり、午前11時前に菜園に到着しました。今朝の寒さは氷点下となり、一面霜に覆われている状態、寒さ嫌いの水郷、どうしようかなと一瞬に思ったのですが、この時期に行う寒起こしは、自然の力を利用して病虫害退治を行う大事な作業ですから、寒起こしを行うのは「今でしょ!」と決意して出かけることにしました。
中央区画、昨年は落花生を11月まで栽培していた畝です。この畝を耕して春ジャガイモを栽培していくことにしています。まだ種イモを植え付けるのには時間がタップリあるので、この畝を寒起こしすることにしました。まずはスコップを畝に突き刺そうと思ったら、今朝の厳しい冷え込みで畝全体が凍てついて、土に突き刺さりませんよ。(◎_◎;)。。これでは作業が行えないので、一度我が家に引き返して、硬い土でも突き刺さるバチ鍬を持ち込んできました。タケノコ掘りや自然薯掘りでも利用できる鍬なら大丈夫だと思いましたが、刺さるには刺さるのですが、案外力を必要とする感じでした。
バチ鍬を使っても硬く凍てついた土を起こすのはなかなか面倒な作業でしたが、何とか畝全体を耕すことができましたよ。
冒頭でも紹介したように凍り付いた土の状態が良く解ると思います。まるでコンクリートの破片のような状態でしたよ。
反対側から撮影してみました。冬の時期は南側に民家があるため、日中でも日陰部分に覆われて、正午前までになっても土が凍てついた状態となっています。
寒起こしは、この状態の方が土の中まで寒気が入り、自然の力を利用しての病虫退治には良いようですね。
次はこちらの区画を寒起こしすることにしました。右は壬生菜を栽培、収穫して空いた部分です。左は丹波の黒豆を栽培して、そのまま放置状態だった畝、この両畝を耕すことにしました。
こちらも先程の畝同様に凍てついた状態でした。とても硬くてバチ鍬でもシンドイ作業でした。
こちらもコンクリトートの破片状態でしたよ。これから伊吹颪の寒風に晒して3月以降に小型葉物野菜でも栽培しようと思っています。
なかなか凍てついた土を耕すことが無かったので、記録も兼ねて記念撮影を行うことにしました。背景の鮮やかな青空が、かえって寒々とした感じとなりました。( 一一)v。。
本日最後の作業は、越津ネギ栽培を終えた部分も寒起こしを行いました。ここは3月に越津ネギ退場後にトウモロコシを栽培しようと思っています。今日の寒起こしに大活躍したバチ鍬に大感謝です。(^_-)-☆。。
ここからは生育中の野菜観察です。中央区画で栽培中の京野菜「壬生菜」です。天候不良で悩まされ葉物野菜で唯一、絶好調だった野菜です。霜に晒されてちょいと葉がグッタリとした状態でした。一霜晒すと美味しくなる野菜ですが、こうも何度も霜に晒されてくると葉が傷付いてきます。今月には収穫を終えないといけないかも知れません。
東区画で栽培中の一寸ソラマメ、この寒さで先週と比較してもあまり変わらない状態でした。
中央区画でも栽培している一寸ソラマメ、この部分は冬至から約3週間ほど経過したこともあり、日陰部分が後退して日中でも陽が射すようになってきています。
でも、生育状態は東区画とあまり変わらない感じでした。これからの生育に期待したいところです。
東区画で栽培中のエンドウ畝です。手前で莢用の「砂糖エンドウ」、中央から奥では「うすいエンドウ」を栽培しています。
写真は莢用の砂糖エンドウ、苗植え付けから約一ヶ月半が経過しました。まだまだ小さな状態でした。
こちらは実エンドウのうすいエンドウです。こちらも同じ状態でした。知り合いの方から藁を一杯貰いましたので、次回には何とか防寒対策を施したいところです。
今日の蟹江地方は最低気温が氷点下3度ほど、最高も7度近くにしか上がらず、とても寒い一日だったそうです。確かに寒く感じましたが、凍てついてコンクリートを割るような必死の作業を行なったお陰もあり、寒風も強く吹かずに案外暖かく感じました。
本日の収穫物です。写真はオレンジ白菜「オレンジクイン」です。昨晩鍋物をいただいたので在庫が無くなり、収穫してきました。天候不良もあり今シーズンの白菜はミニ白菜状態です。これでも案外使い勝手があり、嬉しい収穫です。(^_-)-☆。。
あいちの伝統野菜「越津ネギ」です。こちらも正月前に収穫してきたものが無くなって補充収穫してきました。まだまだ寒く、鍋シーズンが続きますが、これからも重宝したい野菜の一つです。(*^^)v。。