秋トウモロコシの栽培シーズンが到来しました。秋トウモロコシは、写真のとおり夏物よりも一回りほどサイズは小さいですが、昼夜の寒暖差が大きくなる晩秋の時期に収穫するので、とても甘味が強いです。
早朝のMY畑「アグリ水郷」周辺です。本日もドンヨリとした空模様、真夏と言うよりも秋雨といった感じの雰囲気です。先週育苗ポットに種を蒔いた秋トウモロコシが無事発芽して既に植え付けOKの状態となっていました。少し早いとは思いましたが、ここで菜園に植え付けることにします。
本日は午前6時過ぎに菜園へと出かけました。中央区画の一番南側でトウモロコシ栽培を行うことにします。畝に育苗ポットを等間隔にセットします。
その後植え付け作業を開始しました。根元がシッカリと固定されるように少し深めに植え付けます。害虫予防としてオルトラン粒剤を土に混ぜて施しました。
まずは畝の片側の植え付け作業が完了しました。同じ要領で、もう片側も植え付け作業を進めて行きました。
約30分ほどで予定していた苗の植え付け作業が完了しました。育苗ポット1個あたり2~3本の株があり、畝には1条あたり12個、合計で2条24個の育苗ポット分を千鳥状に植え付けました。秋トウモロコシ栽培は、これで15年ほどになると思います。蟹江地方は、暖かな気候を利用した秋トウモロコシ栽培が盛んなところで、水郷も農家の方から薦められて栽培してきました。
反対側から撮影してみました。順調に生育すれば10月下旬頃に収穫ができると思います。冒頭で述べたとおり夏物よりも美味しいトウモロコシに仕上がるのですが、台風直撃による暴風雨のため全滅状態となる場合もあります。そんな時は諦めて、サッサと次の野菜栽培の準備を始めることにしています。後作としては、タマネギやエンドウ、ソラマメなどが良いですよ。水郷も過去3回ほど台風で全滅させた経験がありますが、上手く行けば極上のトウモロコシに仕上がるので、毎年栽培しています。
本日の作業は秋トウモロコシの植え付け作業だけ行いました。ここからは生育中の野菜観察です。写真は中央区画、キュウリと丹波の黒豆をコンパニオンプランツしています。キュウリ「シャキット」は、台風11号により壊滅状態となってしまいました。
畝端に植え付けてある丹波の黒豆も生育の方が今一つ状態です。やっぱり台風の影響でしょうか。。
こちらは北側の畝、同じ畝に秋用のキュウリ苗を先週植え付けてあります。雨が続いたので根が活着し、蔓が伸びだして来ています。
その北側の畝は、トウモロコシ「キャンベラ90」1番蒔きを栽培してきました。昨日茎屑を撤去、石灰分を散布後、畝起こしを行いました。この畝では愛知伝統野菜の越津ネギを栽培予定です。
こちらは北区画、こちらはトウモロコシ「キャンベラ90」2番蒔きを栽培してきました。やはり昨日ですが、茎屑を撤去して畝起こしを行いました。こちらには秋ジャガを栽培しようと思っています。今週中にジャガイモの種イモと越津ネギ苗をJAで購入しようと思っています。
両畝の間では落花生「おおまさり」を栽培しています。茎が横に伸びる性質の品種なので、随分と畝幅を広く作り上げたのですが、見てのとおり、ほぼ畝を覆い尽くすような状態となってきました。次回くらいには周辺通路の除草などを行わないといけません。
菜園西区画です。手前は丹波の黒豆です。周辺の雑草が凄かったので先日鎌で刈り取りました。そのお隣の畝ではクウシンサイを栽培中、連日の雨で茎が再び伸びだして来ています。
東区画のトマト・丹波の黒豆コンパニオンプランツ畝です。こちらの丹波の黒豆は、先程のキュウリ畝の物と比べると順調に生育中です。
南区画ではショウガと水ナスを栽培しています。両野菜とも乾燥を嫌うので、昨日鎌で刈り取った雑草をすべて敷き藁代わりとして使用しました。水ナスは、4個ほど実が着いています。明日くらいに収穫後、残っていた枝は、すべて剪定しようと思っています。
今月は立秋を迎えてから台風襲来、その後の長雨と天候不順の日が続いています。これは多湿、日照不足の影響があるかも知れませんね。これからの天候の推移が気になるところです。今週は、越津ネギ苗や秋ジャガ種イモを調達など植え付けの準備を予定しています。後半には、秋冬野菜の畝作り作業などを進めて行きたいところです。
本日の収穫物です。本日は、トマト「サターン」とミニトマト「アイコ」を少量ですが収穫してきました。やっぱりキュウリが無くなった分だけ収穫が寂しくなってきました。大型トマトは、多分これで閉店となりそうです。
さて、本日秋トウモロコシの第2段目の種蒔きを行いました。種が残り少なくなって来ているので、栽培は10株程度となりそうです。今月末には畝へと植え付ける予定、こちらも順調に生育して欲しいです。秋トウモロコシは関東以西の平野部であれば8月中旬まで、四国・九州平野部あたりなら8月下旬までに種蒔きを行うと良いと思います。秋トウモロコシと言う専用の種はありませんが、86日~90日くらいで収穫できる中生品種がお薦めです。
写真は先週金曜日に菜園で収穫してきた銀スイカ「大和クリーム3号」です。常温保存で2日経過、そろそろ食べごろとなって来ているはずです。スイカ君を叩いて見たら、良い音がしました。冷蔵庫に入れるのには大きすぎるのでカットすることにします。
緊張の一瞬ですね。カットしたら今度は種が黒いものが多いです。完熟状態で収穫できました。
まさに完熟しても果肉が白い「銀スイカ」、香りも素晴らしく素敵です。このまま冷やして、今晩、風呂上がりにいただくことにします。
【追記】昨晩風呂上がりに銀スイカをいただくことにしました。ギンギンに冷えた銀スイカを写真のようにカット、1番成りよりも熟していたので美味しかったです。ただ、カンカン照りの続いた時に収穫した2番成りよりは甘味が及びませんでした。やっぱり天候にお味も左右されるのでしょうかね。スイカ栽培、なかなか難しいものです。
水郷楽人の塵芥録HP版(クリックするとHPにジャンプします)
こちらは水郷楽人の塵芥録HP版です。インターネット環境が変更になる際に、HPとblogのリンクが切れていたので、修正を行いました。まだ一部未開通の部分がありますが、よろしければご覧くださいね。