丹波の黒豆です。秋の夜長の一杯で最高のお相手、極上の枝豆として重宝します。段々と莢が大きく育って来ています。
本日は秋分の日、秋のお彼岸の中日です。お休みをいただき、早朝から菜園へと出かけました。秋が進んで菜園周辺の田圃が少し黄色味を帯びてきた感じになってきました。
今日最初の作業は水遣りからスタートしました。最近まったく雨の降らない日が続いています。台風が接近するとの予報ですが、どれくらいの雨が降るのかは解らないので水遣りを行うことにしました。写真は、東区画、手前は辛味大根、奥には聖護院カブラを一つの畝で栽培しています。上旬に種蒔きを行いましたが、その後あまり雨が降らないので発芽は不良気味、間引きを行う必要が無いほどの生育状況です。これ以上不良では困るのでタップリと水遣りを行いました。
同じく東区画、右の畝は京野菜「壬生菜」、そのお隣はあいち伝統野菜「治郎丸法蓮草」を栽培しています。壬生菜は順調に発芽してきています。治郎丸の方はボツボツと芽が出てきました。こちらも水遣りを行いました。
壬生菜畝のお隣は冬キャベツとレタスをコンパニオンプランツしています。20日にレタス苗を新たに4本購入してきました。第2弾めの植え付けを行いました。その後水遣りを行いました。奥のレタスは第1弾目のものです。比較しても大きさが違いますね。冬キャベツの方にもタップリと水遣りを行いました。例年、この時期にシンクイ虫の被害が多く見られますが、今のところ大丈夫のようです。暫く要注意、観察が必要です。
本日は、こちらの畝に新たな苗を植え付けました。オレンジ白菜「オレンジクイン」です。合計7か所に苗を植え付けました。
見てのとおりまだ小さな苗の状態です。もう少し葉が多く展開したところで植え付けようと思っていたのですが、今後の休日のタイミングが悪いので、植え付けることにします。畝はカラカラの旱魃状態なのでタップリと灌水を行いました。こちらもシンクイ虫の被害がある野菜なので植え付け時にオルトラン粒剤を土に混ぜこんで苗を植え付けましたよ。
菜園西区画に移動します。手前から丹波の黒豆、秋トウモロコシ2番蒔き、五寸ニンジン、秋トウモロコシ2番蒔き&セロリの畝が並んでいます。こちらにもタップリと水遣りを行いました。
中央区画です。正面の畝には秋トウモロコシ1番蒔きを栽培しています。雄穂が出穂しようとしています。これから水分を大量に要求する時期となっています。全体に水遣りを行ってもこんな乾燥状態の天候ですからあっという間に蒸発してしまいますので、条間の溝に重点的に水遣りを行いました。秋トウモロコシは、夏物よりも生育サイズは小振りとなり、こんな感じで生育して行きます。台風の強風対策として、一部2本植えで互いに支え合う状態で栽培しています。ですから実も一回りほど小振りとなる場合が多いです。
同じく中央区画、あいちの伝統野菜「越津ネギ」です。このネギは湿気を嫌うため、そう水分を必要としませんが、あまりにも乾燥状態が続いているので少量灌水を行っておくことにしました。今月末から来月上旬に第1回目の土寄せを行う予定です。
約2時間ほどかかって水遣り作業を行いました。一度我が家に引き返し、朝食を済ませて再び菜園に出かけました。写真は北区画の秋ジャガ「ニシユタカ」栽培畝です。暑さ対策として畝を覆っていた枯草を突き破って芽が出て来ていました。ここで枯草を撤去し、間引きと第1回目の土寄せを行うことにします。
まずは枯草を撤去します。そして一ヵ所あたり3本の茎を残して全て掻き取りました。
植え付け時期に長雨が続いて種イモが腐るのを防ぐため、やや浅めに芋を植え付けましたので、土寄せが必要となっています。急激に多くの土を寄せると生育が悪くなるので、今回は少な目に土を寄せることにします。畝端の土を移植ゴテで削り取り、根元周辺に寄せていきました。
これで作業完了です。ちょいと暑くなってきました。朝夕は肌寒く感じますが、まだまだ日中になると暑いですね。
近寄って撮影するとこんな感じです。秋ジャガは春よりも徒長気味に生育する場合があるので、あまり肥料を必要としません。前作がトウモロコシだったので肥料分がある程度残っていると思われます。追肥は、10月の第2回目に軽く施すことにしました。
西区画、黒田五寸ニンジン栽培畝です。第1回目の間引きを行ってありますが、生育が進んでまた間引きを行う必要があるようです。昔から「ニンジンの間引きは他人に頼め」と云われるほど、思い切った間引きが必要な野菜です。当人だとなかなか踏ん切りがつかないところですが、思い切って間引きを行いました。
お昼の近付いてきたので本日の作業を終了することにしました。ここからは生育中の野菜観察を行うことにします。キュウリとミニトマト畝に丹波の黒豆をコンパニオンプランツしています。冒頭の写真は、中央区画のキュウリ畝で栽培しているものです。今のところ順調のようでした。
こちらはミニトマト畝で栽培しているものです。こちらも今のところ順調のようですね。莢が膨らむには水不足は禁物ですので、両畝ともタップリと水遣りを行ったあります。この調子だと来月中旬くらいから収穫が始まりそうな雰囲気です。この枝豆は最高に美味しいですからね。今から待ち遠しいところです。
南区画手前はショウガです。そろそろ収穫したいところです。その奥は水ナス、多くの水ナス君がブラブラと着いていました。これから本格的な秋ナスシーズンとなりそうです。
西区画、秋トウモロコシと同じ畝で同居中のセロリです。暑さと乾燥が苦手な野菜ですが、見てのとおり順調に生育しているようです。
正午になってかなり気温が上昇してきました。朝夕が肌寒いほどなのでこの気温差にはちょいと体が着いて行かない感じです。本日は少し早めに作業を切り上げて菜園を立ち去ることにしましたよ。ここらで一雨降ってくれると有難いほどに乾燥状態となっています。でも台風の大雨と暴風は勘弁して欲しいところです。
本日の収穫物です。秋キュウリ3本収穫です。見てのとおりちょいとボケ気味の形となってきています。やはり水不足による影響でしょうか。シッカリ水遣りを行っているつもりなのですが、やはり自然の雨には敵わないといったところでしょうか。そしてニンジンの間引き菜を収穫してきました。お昼に刻んで雑炊に入れていただきましたが、風味抜群で美味しかったですよ。やはり新鮮なものが一品あると有難いですね。
水郷楽人の塵芥録HP版(クリックするとHPにジャンプします)
こちらは水郷楽人の塵芥録HP版です。試行錯誤の菜園作業の記録なども収録中です。よろしければご覧くださいね。。