春ジャガ「インカのめざめ」です。種イモを植え付けて約1カ月が経過しました。最近暖かくなったので遂に地上に芽が吹きだしてきました。
先日の午前中は予報に反して快晴状態の青空が拡がりました。3月下旬から体調不良が続き、久々に菜園に出かけることにしましたよ。前日まで雨が降っていたので、気温の上昇とともにとても湿気がある雰囲気のMY畑「アグリ水郷」です。
実は、その前の週に銀(白)スイカの畝作りを行いました。実質これが夏野菜の栽培スタートとなっています。前作は越津ネギ、まで少しネギが残っていたのですが、畝作りのため全て撤去しましたよ。私は、基本的にトウモロコシ、スイカ、ジャガイモの畝づくりの際には石灰を施しません。ですからこの3野菜については、酸度調整の石灰施肥作業は省略し元肥を施す作業から入ります。この畝に苗を植え付けるため3カ所の鞍付を作ります。元肥を施すためにスコップを使って大きな穴を掘り起しました。その後、精米所で調達してきた米糠と冬野菜の残り屑を混ぜ合わせて穴に投入、腐植と発酵を促すために鶏糞も配合することにします。
その後、穴を埋めて鞍付を作り上げていきました。最近雨が多く、土が水分を含んで重く感じなかなか畝作りが捗りませんでしたよ。なお、未発酵の米糠を直接土に入れることに疑問を持たれる方もみえると思いますが、苗を植え付けるのは5月中旬以降で、それまで放置状態ですから、土中で自然に発酵分解されると思います。苗植え付け一週間前に鞍付を一度掘り起して、再度鶏糞を追加投入、鶏糞には石灰分も含まれているのでこれで補充していく予定です。
写真は鞍付完成後1週間が経過した銀スイカ畝です。最後の仕上げとして、畝周囲に九州産の細ネギ苗を植え付けてみました。こうしてみるとスイカ栽培には手狭のような感じですが、その右畝で栽培しているエンドウが栽培終了後、この畝と合体させるので、狭い問題は解決できると思います。
さて、ここからは前日行った作業の紹介です。北区画で栽培してきた一寸ソラマメです。花が咲きだしてきました。ここで北側に盛り上げてあった部分を崩して最終の追肥と土寄せを行うことにしました。
北側部分に鶏糞をばら撒き、鍬を使って盛土を削っていきます。その後熊手で肥料と土を混ぜながら馴染ませていきます。
最後の仕上げとして根元に強風対策として土寄せを行いました。ソラマメはマメ科野菜ですが吸肥力が弱いのでやや多め、されどマメ科野菜なのでちょいと控えめという微妙な配分で行いました。窒素分が多いと徒長しますし、アブラムシが大発生、この塩梅が、なかなか難しいところです。
西区画にも一寸ソラマメを少量栽培しているので、先程と同じ要領で作業を行いました。
写真は西区画で栽培してきた冬越しホウレンソウ、暖かくなって薹立ちしつつあるものが出てきたので、これを全て収穫することにしました。その後、畝を均して壬生菜の種蒔きを行いました。
これで予定していた作業はすべて終了しました。ここからは生育中の野菜観察を行うことにしました。東区画のこの畝には手前から壬生菜1番蒔き、ホウレンソウ2番蒔きが発芽してきていました。一番奥は、ホウレンソウの3番蒔きです。まだ種を蒔いてから日数が経過していないので、発芽はしていませんでした。
同じく東区画で栽培中の根菜野菜、手前は五寸ニンジン、その奥はサラダゴボウです。こちらは種蒔き後半月が経過しています。
五寸ニンジンです。見辛いですが発芽してきていました。
こちらはサラダゴボウ、ニンジンと比較すると結構存在感がありますね。本葉が出たところで間引きを行いたいところです。
中央区画です。雑草に覆われていますが、手前が冬越しのレタスです。その左側は中国菜花「コウサイタイ」です。コウサイタイは花が満開状態、花芽も硬くて食用には向かなくなっていました。これは次回以降に撤収しないといけない状態です。
レタスは硬く結球してきているものがあったので収穫していくことにしました。久々に青空を背景にして「収穫決めポーズ!」で記念撮影をおこないました。(*^^)v。。
再び西区画に戻ってきました。写真の両畝には春ジャガ「インカのめざめ」を栽培しています。
冒頭の写真のとおりようやく芽が出て来ていました。まだ寒い日もあるとのことなので、もう暫く放置してから芽掻きを行う予定です。
中央区画のエンドウ栽培畝です。手前半分は砂糖エンドウ、その奥はグリーンピースです。暖かくなって急成長してきていました。間もなく花が咲く時期を迎えようとしています。
正午近くになって雲が拡がって天候は下り坂模様となってきました。最近雨が多く貴重な菜園作業の一日となりましたよ。本当はそろそろトマト、トウモロコシなどの夏野菜の畝作りに着手している時期なのですが、今シーズンは体調不良に出足を挫かれてしまいました。これから遅れを取り戻していきたいところですが、週2日のサラリーマン農業にはなかなか難しいところです。
写真は前回作業の収穫物です。写真左は越津ネギです。銀スイカ畝作りのため全て撤去しましたが、そう一度に消費しきれないので、一部は他の畝に移植してきました。ネギ坊主も出ているものがあって食用には向かないものも出て来ています。そのような株は、銀(白)スイカとコンパニオンプランツし栽培していくつもりです。写真右は冬越しホウレンソウです。この日も大量に収穫できました。
それから一週間経過した先日も冬越しホウレンソウを収穫、これが最終の収穫でした。約一カ月間の収穫でしたが、それなりに豊作で有難い存在でした。
そして冬越しのレタスを初収穫です。本来ですと1月から2月に収穫予定だったものが、随分と遅れて初収穫でした。雨が多いのかとても瑞々しさを感じさせるレタス君でした。次回は、トウモロコシの畝作りとポットへ種蒔きを予定しています。晴天の菜園日和になってくれるとありがたいです。
水郷楽人の塵芥録HP版(クリックするとHPにジャンプします)
こちらは水郷楽人の塵芥録HP版です。只今栽培中の野菜の多くは初夏頃に収穫できると思います。「水郷楽人の家庭菜園(初夏編)」では、収穫野菜を紹介しています。よろしければご覧くださいね。。